甘くておいしい、そしてカロリーも高い魅惑の食べ物チョコレート。チョコレートに入っている代表的な成分の一つが【カカオポリフェノール】です。チョコレートは、量や種類を意識して食べれば、健康にも美容にもいいことを知っていますか?本日は、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールの優れた働きについて書きたいと思います。
カカオポリフェノールは、チョコレート・ココアの原料であるカカオ豆に含まれるポリフェノールのことです。 カカオポリフェノールは、主に、エピカテキン、カテキンとプロシアニジンからできております。 つまり、エピカテキンをメインとするいくつかの化合物の混合物です。これらは、フラバノールとも呼ばれています。緑茶、赤ワインをはじめ、ポリフェノールが含まれた食べ物はいろいろありますが、チョコレートの材料、カカオ豆由来のポリフェノールの働きはとても幅広く、特に抗酸化力が優秀です。(赤ワインの2倍といわれております!)
チョコレートに含まれるカカオポリフェノールは、血圧の数値が気になる方の強い味方。
一般に血圧は高齢になるほど高くなる傾向があります。しかし、日本では、30歳代、40歳代の比較的若い世代でも、すでに2~3割の人が高血圧の状態です。しかもこの世代の場合、80~90%もの人が治療を受けていないといわれています。高血圧を長期間放置していると、それだけ血管の傷みも進んでしまいますので注意が必要です。若い世代ほど食生活の改善など生活習慣を見直すことで改善されやすいため早期発見が重要になります。 血圧上昇には血管壁の炎症により血管が狭くなることが関係しているため、いかに炎症を軽減できるかがポイントとなります。カカオポリフェノールにはカラダの炎症をやわらげる働きがあるといわれております。
全身に酸素や栄養素を届ける血液の通り道として重要な役割を果たす血管。血管は、弾力があってしなやかだと、若くて健康な状態であるといわれています。しかし、食生活の乱れやストレス、加齢などの要因により、弾力が失われて硬くなり、老化してしまいます。
いつまでも健康で若々しく過ごすためには、血管年齢を若く保つことが重要!そのためにはバランスのとれた食生活や、適度な運動、十分な休息が欠かせません。 カカオポリフェノールは、そのサポートに注目の栄養素です。
体内に取り込まれた酸素の一部は酸化して活性酸素となり、シワ・たるみ・シミ・ニキビなど肌荒れや体の不調の原因につながりやすくなります。そこで、取り入れたいのがカカオポリフェノールです。カカオポリフェノールには、活性酸素の活動を抑える働きをしてくれる抗酸化作用があるといわれております。ポリフェノールが含まれている食べ物といえば、コーヒーやお茶、そして赤ワインなどがありますが、中でも特に多く含まれているのがカカオ豆なのです。
そのカカオ豆を原材料とするチョコレートは、活性酸素が原因と考えられるお肌の悩みや体の不調をサポートすることが期待されています。
植物性食品中のポリフェノール量(100g当たり)
1、 ダークチョコレート 840mg
2、 りんご 220 mg
3、 赤ワイン 180 mg
4、 コーヒー 89.5 mg
ヘルシーワンの「まるごとカカオ100」には、100gあたり、約3,960mgのポリフェノールが含まれております。
様々な効果のあるチョコレート。頑張った自分へのご褒美に、休憩時間のお供にしてみてください。
ルミネ北千住店
栄養士 菊池 瞳(東京都)
家族全員がアスリート!!家族の健康や体調管理をを栄養士として専属サポートしてます。現在は、アスリートと腸内環境の関係を勉強中。トップアスリートの腸内環境は結果にどう影響するのか?は、調べるととても面白いです。
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