早いもので、もう9月ですね!2021年もあと3か月となりました。 2021年が終わる前にぜひ知っていただきたい、“赤いパワー”のこと…! 最近、注目されている「アスタキサンチン」という赤色の色素をご存知でしょうか? 2022年を迎えるまでの3か月で、「アスタキサンチン」を取り入れて、周りと差をつけちゃいましょう♪
えび、かに、サケなどの赤色のもとになっている天然色素で、トマトに含まれるリコピンや、にんじんに含まれるβカロテンと同じカロテノイドの一種です。 アスタキサンチンの大きな特徴として“高い抗酸化力”をもっています! ここで少し余談ですが…、サケが白身魚なのに身が赤色な理由を知っていますか? サケは、筋肉にアスタキサンチンをたくさん蓄えているので身が赤く見えているんです!
これは、産卵期に川をのぼるとき、筋肉の運動、エネルギー産生、ストレスなどによって発生する大量の“活性酸素”から筋肉を守るために、活性酸素を除去する働きがあるアスタキサンチンを蓄えていると考えられています。また、そのアスタキサンチンを卵に引き継ぎ、浅瀬でうまれた卵を紫外線のダメージから守っています。
①高い抗酸化力
〇抗酸化力とは?
⇒加齢、紫外線、生活習慣の乱れ、エネルギー産生、タバコ、ストレス、運動などが原因で過剰にできてしまう活性酸素を除去します。
〇活性酸素とは?
⇒強い酸化力でウイルスを退治し、免疫機能と感染防御の役割を持つ反面、過剰に発生すると正常な細胞まで傷つけてしまいます。
アスタキサンチンの抗酸化力は、特に毒性の強い一重項酸素と呼ばれる活性酸素に対する効果が高く、その抗酸化力はβカロテンの40倍、ビタミンEの550倍、ビタミンCの6000倍と言われています。
なぜこんなに抗酸化力が強いのかというと、アスタキサンチンが存在する場所に秘密があります。
私たちの細胞を覆っている細胞膜。アスタキサンチンは、この細胞膜の表面から内部まで全域にわたって存在することができるため、細胞全体を守る力に優れているのです。それに対して、一般的に抗酸化力が強いといわれているβカロテンやビタミンEは、細胞膜の一部にのみ存在します。また同じく抗酸化力が強いビタミンCは、細胞の外側から細胞を守ります。
②抗炎症作用
体内の炎症度合を表す、TNFαを抑制する働きがあります。そのため、生活習慣病や老化の原因となる慢性炎症を防いでくれます。
③上記の働きにより得られるその他の効果
○肌のうるおいを守る。
⇒高い抗酸化力で肌の老化を守る。
○中性脂肪の酸化を防止し、動脈硬化を防ぐ。
⇒その力はビタミンEの1000倍!
○抗紫外線
⇒抗炎症作用により、紫外線による肌ダメージを抑える。
○認知機能の維持
⇒活性酸素によって脳の細胞が傷つくのを防ぐ。
○運動疲労の軽減
⇒アスタキサンチンは運動エネルギーとして優先的に脂肪を使用するため、筋グリコーゲンなど糖の利用を抑える。その結果、筋肉疲労の予防や運動で生み出される疲労物質を抑制する。
○脳疲労の回復促進
⇒脳のエネルギーになるグリコーゲンの減少を抑える・脳への血流を促進する・脳細胞を守る。
○眼精疲労の低減
⇒アスタキサンチンは細胞膜を貫通できるので、有用成分が目まで達し、活性酸素を除去する。
えび、かに、サケ、いくら、マス、表皮の赤い魚(マダイ、キンメダイ、キンキなど)に多く含まれています。
アスタキサンチンは植物や微生物がつくるカロテノイドの一種です。アスタキサンチンをつくるものの多くは、動物プランクトンである“オキアミ”や植物プランクトン、ヘマトコッカス藻などの海洋生物です。
甲殻類アレルギーをお持ちの方は、ヘマトコッカス藻が原料のアスタキサンチンだと安心です!
赤いパワー“アスタキサンチン”を取り入れて、ワンランク上の健康で若々しい毎日を過ごしましょう♪
砂平真穂
新入社員の砂平真穂です。大学4年間は関東で一人暮らしをしていましたが、春から地元・関西に帰ってきました!ディズニーが大好きで、好き過ぎるが故に関東にいた頃は・・・夢の国の住人でした!