新生活の4月になりましたね~
暖かい日も増え、散歩をされる方やジムに行きはじめる方など、身体を動かす機会が増える方も多いのではないでしょうか?
そんなときにおすすめのアミノ酸「BCAA」をご紹介いたします♪
タンパク質を構成するアミノ酸の中でも、身体の中で作ることのできないアミノ酸「必須アミノ酸」であるバリン・ロイシン・イソロイシンの3つのアミノ酸の総称です。
筋肉中のタンパク質を構成しているアミノ酸の中でも、BCAAの占める割合は約35%と言われています!
【筋肉をつけたい方】
BCAAには、筋肉を維持・増強する働きがあります。
運動時はタンパク質や脂質より素早くエネルギーに変わる糖分が最初に利用されます。
しかし、長時間の運動で糖分が不足してくると筋肉にあるタンパク質を分解し、アミノ酸からエネルギーを作り出そうとして筋肉量の低下に繋がってしまいます。
運動前や運動中にBCAAを補給するとタンパク質分解を防ぐことができます。
また運動後に飲むことで、運動で壊れた筋肉を修復し、素早く回復させます。
【運動時の疲労を軽減したい方】
激しい運動の疲れを感じる原因の1つに、脳内でトリプトファン(必須アミノ酸の一種)からセロトニンという脳内伝達物質が作られることがあげられます。セロトニンには、快楽や意欲を司るドーパミン、恐怖や怒りを司るノルアドレナリンをコントロールして、精神を落ち着かせ安らぎや充足感をもたらす大切な働きがあります。しかし、運動時にセロトニンが多過ぎると、集中力が低下したり、けだるいような疲労感を感じたりすることがあります。セロトニンの材料になるトリプトファンとBCAAは脳への入り口が同じで、一方の濃度が高まると一方は低下するというように競合しています。長時間の運動でBCAAが消費されるとトリプトファンの濃度が上がり、セロトニンが作られやすくなります。BCAAをしっかりと摂取することで脳に入るトリプトファンの量が減り、セロトニンが増え過ぎるのを防ぐことができ、運動時の疲労を軽減すると言われています。
【肝臓機能の低下が気になる方、お酒をよく飲む方】
肝臓の働きは、栄養素の代謝や貯蔵、アルコールなどの有害物質を分解するなど様々です。多くのアミノ酸も肝臓で代謝されてエネルギーとなりますが、肝臓の機能が低下している場合、十分なエネルギーを作ることが難しくなります。BCAAは、唯一筋肉で代謝されるアミノ酸。肝臓の代わりに筋肉にあるBCAAからエネルギーを作ったり栄養素を合成したりすることができます。そのためBCAAの消費が激しくなりますので、しっかりと補給することで筋力低下やエネルギー不足を防ぐことができます。
BCAAは身体の中で作ることができないため、食事やサプリメントから取り入れる必要があります。
赤身のお肉や魚介類、大豆、乳製品などを意識して普段から取り入れていきましょう。
また運動時に摂取する場合は食事から取り入れると分解や吸収に時間がかかるため、吸収されやすい形になっているサプリメントがおすすめです。
タカシマヤゲートタワーモール店
管理栄養士 森下月奈
入社3年目の森下です!最近は観葉植物にはまっており、お店で見ることも多いです♪将来はたくさん観葉植物が置ける部屋に住むのが夢です♪