January 2020 Nutrient Catalog

栄養素カタログ

免疫力の要!小腸から風邪をひきにくくするアミノ酸とは?

全国各地で、風邪やインフルエンザが猛威を振るっていますね。
皆さまの周りではいかがでしょうか?
免疫力を高めるために、巷では色々な情報が飛びかっています。
“グルタミン”という栄養素も、免疫力を高めるために重要な栄養素の1つですが、ご存じでしょうか?
今回は、“グルタミン”について、詳しく解説していきます。

グルタミンとは?

私たちの健康維持に、幅広く利用されるアミノ酸の1種です。
体の骨格筋に含まれるアミノ酸の、約6割以上を占めるとも言われています!
体内で合成できるため、体外から取り入れないと作られない“必須アミノ酸”には分類されません。

“条件付き”の必須アミノ酸?!

必須アミノ酸ではないのですが、ある条件下では摂取が必須になるため、グルタミンは“条件付き必須アミノ酸”もしくは、“条件下必須アミノ酸”などと呼ばれます。
激しいスポーツや体にストレスがかかったとき、たくさんのグルタミンが急激に必要になります!
体内合成では追い付かなくなってしまうため、摂取が必須となるのです。

グルタミンと免疫

パフォーマンス力のため、積極的に摂取しているスポーツマンも多いグルタミン。
実は、私たちの免疫と密接な関係があります。
グルタミンは、好中球・マクロファージ・リンパ球などの小腸に多く存在する免疫細胞のエネルギー源になるのです!

これらの免疫細胞は、体内に細菌が入ると殺菌したり、細菌を食べて消化したりしてくれます♪
体内にたくさんのグルタミンがあることでこれらの細胞は増殖でき、そしてはたらきが上がるため、免疫力UPにつながります。
ちなみに、免疫細胞は6割以上が小腸に生息しているので、グルタミンは小腸の環境を支えてくれる存在とも言えます!

グルタミンとストレス

ストレス時には、筋肉中のグルタミン量が半減してしまうこともあるそう・・・。
前述したように、ストレスに対応するために多くのグルタミンが体内利用されるためです。
様々なストレスが体にかかったときに、頬がこけたりやつれてしまうのは、グルタミンが減少してしまったことも考えられますね。

グルタミンが多く含まれる食品

生卵・生肉・生魚に、豊富に含まれています♪
旨み成分の“グルタミン酸”と名前は似ていますが別物なので、グルタミン酸に対しグルタミンを食事で摂るのは意外と難しいもの・・・。
さらにグルタミンは、熱や酢などに弱い性質があり、調理過程で変性しやすいため、これらの調理を施さないことが好ましいとされています。

グルタミンは、グルタミン酸とアンモニアから合成もできますが、ダイレクトに摂取した方が活用されやすいでしょう。
グルタミンをしっかり摂取して、小腸の機能を高め、風邪やインフルエンザになりにくい体を目指しましょう!!

サプリメントのご紹介

●グルタミン
スポーツやトレーニングをする方に大切なアミノ酸。ハードワーカー、日々の健康維持が気になる方にも。パウダータイプなので、大きい粒が苦手な方にもおすすめです。



ジェイアール京都伊勢丹店
栄養士 土田華菜子
京都に住みはじめてもうすぐ4年になる、神奈川県出身アラサー女子。 老化からエスケープすべく、アンチエイジングに日々奮闘。 趣味はGLAYのライブ参戦、それにともなう旅行、新しい化粧品を試すこと。 意外と(?)かなりの甘党。そして、ちょっぴり辛党。