暖かくなってきましたね!日差しの強い日も多く、紫外線が気になる時期になってきたのではないでしょうか。 紫外線対策といえばお肌ですが、目にもたくさんの紫外線が入ってきます。そこで、紫外線からあなたの目を守ってくれる栄養素「ルテイン」をご紹介します!
ルテインは、カロテノイドという天然の色素の一種で、黄色の色素を持ちます。 目の網膜や水晶体に多く存在し、視力を正常な状態に保つのに重要な役割を果たしています。
ルテインは同じくカロテノイドのゼアキサンチンとともに疲れ目や様々な目の病気から守ってくれます。
抗酸化作用⇒光による活性酸素の増加を抑えることで目のアンチエイジング!
青色の光を吸収する⇒青色の光(ブルーライト)は目の奥まで届く光の中で最も波長が短く強いエネルギーを持っています。そのため細胞を攻撃する可能性がありますが、これを抑えます!
※ブルーライトはテレビやスマホだけでなく、太陽光からもたくさん目に入ってきます。
ブルーライトによって、視力が低下するという話は本当かどうかまだはっきりしていません。しかし、ブルーライトが体内時計を狂わせているという報告があるので、寝る1~2時間前までにテレビやスマホを見るのを控えることをおすすめします。
・光の刺激からお肌を守る
ルテインは目だけでなく、お肌でも光のダメージから守ってくれます。お肌のハリやシミ、しわ予防の働きも行ってくれます。
・認知機能の維持
ルテインは脳にも一定量存在しています。抗酸化作用によって脳細胞の劣化を防ぎ、認知症、アルツハイマーの予防になります。
ルテインが不足すると、様々な目の病気にかかりやすくなります。
*白内障:視界が白くかすんで見える病気
ルテインは白内障の原因となる水晶体の酸化を防いでくれます。
*加齢黄斑変性症:網膜の黄斑が変化して視界がゆがんだり、暗く見えたりする病気 ルテインが黄斑の近くの炎症の原因となる血管ができるのを防ぐことで発症を防いでくれます。
これらの病気は失明につながる危険性があるのでルテイン不足にならないように心がけましょう!
ルテインは体内で新しく作ることができないため、食事から摂取する必要があります。
ルテインはカロテノイドの一種なので、緑黄色野菜に多く含まれます。特に
・小松菜
・ほうれん草
・ブロッコリー
・かぼちゃ
に多く含まれています。
これらの食品にはルテインの他にもビタミンCやEなど抗酸化作用のある栄養がたっぷり含まれているので老化予防にぴったりの食材です!
また、ケールにもルテインが豊富に含まれているので、手軽に摂りたい方は青汁を飲むのもおすすめです。
目は複雑で繊細です。だからこそ内側からケアすることでいつまでも視界スッキリで過ごしたいですね。
阪急うめだ店
管理栄養士 茅野健志
4月に入社しました茅野です!映画を見に行くのが好きですが、今は栄養の勉強を日々頑張っています!これからどうぞよろしくお願いします!