
①月経異常
女性ホルモンの分泌を調整して生殖機能を維持します。
ビタミンEは副腎や卵巣に蓄えられ、女性ホルモンの分泌を調整する働きがあることから、生理痛や生理不順などを緩和する医薬品にも用いられています。
●副腎…役割は人間が生きていくのに必要なホルモンをつくる臓器

●卵巣…エストロゲンとプロゲステロン(女性ホルモン)を分泌している臓器

<ビタミンEを多く含む食材>…アーモンドなどのナッツ類、植物油、うなぎ、たらこをはじめとした魚介類、西洋かぼちゃ、アボカドなど

女性ホルモン(エストロゲン)に似た作用を持ち、女性ホルモンのバランスを整えます。
イソフラボンを摂取することにより、ホルモンバランスを整え、生理周期を安定させる手助けをしてくれるといわれています。
<イソフラボンを多く含む食材>…豆腐、ゆば、納豆、きな粉、おから、煮豆など

②自律神経失調症状(血管運動神経症状)
ほてりやめまい、貧血に働く
プロゲステロンの材料となりホルモン分泌やバランスを調節
エストロゲン増加作用
性ホルモン前駆体物質の増加作用
エストロゲン様作用主に異常発汗に作用
細胞から正常化してホルモンバランスを調節
③精神神経症状
肉体身体的疲労、不眠に働く
細胞から正常化してホルモンバランスを調節
主にイライラ、気分の波を整える
肉体身体的疲労、不眠に働く
エストロゲン増加作用
主に疲労感、不安、憂鬱に働く
性ホルモン前駆体物質の増加作用
エストロゲン様作用
主に緊張、不安、落ち込み、怒り、倦怠、疲労に働く
④泌尿生殖器の萎縮症状
欧米では「薬用カボチャ」と呼ばれるほど栄養価が高く、ドイツなどヨーロッパでは古くからペポカボチャを栽培して、その種を腹圧性尿失禁や頻尿の治療に薬用ハーブとして用いてきました。
クランベリーに含まれるポリフェノールが腎臓機能を活性化する働きがあります。
体に溜まった余分な水分を排出する効果があるとされ、むくみ改善や膀胱炎に効果があると期待されています。
⑤脂質異常症・心血管系疾患
血液をサラサラにし、流れをスムーズにする
アヤムラサキには、動脈硬化や生活習慣病の原因となる活性酸素の働き(抗酸化性)を抑制する力を持つ「アントシアニン」を含んでいます。
インスリン感受性向上による血糖改善効果

⑥骨量減少・骨粗鬆症
破骨細胞の暴走を抑え、骨からのカルシウムの溶出を抑えることが、数々の研究で確認されています。
レスベラトロールの定期的補充により、明白な骨粗鬆症のない閉経後女性の腰椎、大腿骨頸部での骨量減少を緩やかにすることができる可能性があると最近の研究で発表されました。