アルギニンはタンパク質を構成するアミノ酸の一種です。 体内で合成できない9種類の必須アミノ酸には含まれないアルギニンですが、体内で作りだせる量はわずかだと言われています。そのため不足分は食品で補う必要があり準必須アミノ酸とも呼ばれています。
・成長ホルモンの分泌
成長ホルモンは病気にかかりにくい体を作ったり、傷の治りをスムーズにしたり、脂肪燃焼を助けたりする効果が期待されています。アルギニンはその成長ホルモンの分泌を促します。
・免疫力向上
アルギニンは、マクロファージとよばれる免疫細胞を活性化させる働きがあります。
・血流改善
アルギニンは体内で一酸化窒素を作りだします。 一酸化窒素は血管を拡張し血流をスムーズにします。
・疲労回復
運動時にも疲労感を引き起こすアンモニアを肝臓で分解する「オルニチン回路」に関わり、肝機能の働きの助けになりアンモニアの解毒を助けます。
・美容
細胞の生まれ代わりに関与する「ポリアミン」はアルギニンから合成されます。
高野豆腐、大豆、落花生、鶏むね肉、ごま、ナッツ類などに多く含まれます。 また、クエン酸を含む柑橘やお酢と一緒に摂るとより効率的にアルギニンの摂取ができます。
伊勢丹立川店
管理栄養士 井上有菜
こんにちは!入社2年目の井上です。甘党な私は、頑張った自分へのご褒美に食べる美味しいスイーツが癒しです。最近は美容面をより強化しようと様々な化粧品も開拓中です。