日々の活動やストレスで、疲れやすさやお肌トラブルのお悩みを感じていませんか? リンゴや釘が酸素によってサビつくように、カラダでも“サビ”が生まれているかもしれません。 早めのケアが、フレッシュな状態の維持のために大切です◎
元気な酵素!?「活性酸素」とは
呼吸によって取り込んだ酸素が通常よりも活性化した状態。
「活性酸素」とは体内に取り込まれた酸素のうち、物質を酸化させる力が強くなった(活性化された)酸素のことです。
活性酸素のはたらき
活性酸素が増える要因
紫外線 多量の飲酒 食品添加物 ストレス
喫煙 激しい運動 ダイオキシン 加齢
活性酸素からカラダを守る!「抗酸化作用」
活性酸素の発生や働きを抑制したり、活性酸素を取り除いたりするのが「抗酸化作用」です。
活性酸素は体内の酵素によって分解されています。 活性酸素量が多いと、無毒化が間に合わずダメージを受けてしまいます。
酵素のほかに、『抗酸化物質』も活性酸素から体を守ってくれます。
サビつきのサインかも…!?
□風邪をひきやすくなった □肌荒れやしみが目立つ □疲れがとれにくい
栄養素のチカラで“脱サビつき”
〇ビタミンACE(エース)一緒に摂ると相乗効果◎
・ビタミンA(β-カロテン)
視力、皮膚、粘膜の健康維持に
・ビタミンC
肌や血管の健康、免疫力アップ、鉄の吸収を高める
・ビタミンE
巡りのサポート、ホルモンバランス、認知機能の維持
〇水素
活性酸素を無害な水(H₂O)に変換
分子が小さいため、細胞膜を通過しやすく、隅々まで到達します◎
〇グルタチオン
グルタミン酸、システイン、グリシンの3つのアミノ酸が結合して作られます。
肝機能や美白への関係も
〇α-リポ酸
糖代謝を助ける補酵素。
水溶性・脂溶性の両方の性質を持っています。
ビタミンCやビタミンE、グルタチオンなどの再生・リサイクルも。
〇コエンザイムQ10
体内でのエネルギー産生を高めたり、肌のターンオーバーを正常化するサポートにはたらきます。
〇ポリフェノール
ほとんどの植物に存在する苦味や色素の成分で、自然界に5,000種類以上あると言われています。
・イソフラボン
エストロゲン様作用を持ち、更年期症状の緩和や骨粗しょう症の予防に
・カテキン
抗菌・抗ウイルス、コレステロールや血糖値上昇抑制
・アントシアニン
目や血管の健康や美容効果に。
・ナリンギン
抗炎症作用、脂質代謝の改善に。
・カルノソール
抗炎症、解毒作用
・レスベラトロール
サーチュイン遺伝子の活性化
・コーヒーポリフェノール(クロロゲン酸)
血糖値上昇抑制、脂肪燃焼促進
・カカオポリフェノール
動脈硬化、高血圧、アレルギー、認知機能低下などの予防
・クルクミン
消化促進や肝機能改善、抗炎症作用
抗酸化物質の摂取に加えて、十分な睡眠や軽い運動、紫外線対策、ストレスの軽減も大切です!
松屋銀座店
管理栄養士 糸井 萌伽
出身地 東京都
こんにちは! 趣味はピアノ、フラダンス、アイドル鑑賞、そして食べる事!
推しを見ている時間と食べている時が一番の幸せです♪
“ココロのビタミン”を大切にしています。
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