熱中症は、真夏の屋外で発症するイメージですが、寝ているときなど部屋の中でも起こります。熱中症を防ぐためには、身体の「体温調節」が大切になります。
体内では、「産熱」と「放熱」のバランスがとれています。産熱は身体が熱を作る働き、放熱は身体の外に熱を逃がす働きです。夏は、気温や湿度が高い環境にいるだけで、体内で作られた熱をうまく外に逃がすことができなくなり、バランスが崩れやすいのです。
\ 旬の野菜を食べる /
夏野菜はカリウムが豊富で、カラダの余分な熱を体外に放出する働きがあります。
紫外線は、肌のトラブルの原因となる活性酸素を必要以上に発生させます。活性酸素によるダメージから肌を守るために、外側と内側のケアをすることがとても大切になります。
紫外線にはA波(UVA)とB波(UVB)があり、それぞれ肌への作用が違います。
< A波(UVA) >
じわじわと肌の奥のコラーゲンまでダメージを与え、しわ・たるみ(光老化)の原因に!
< B波(UVB) >
肌表面に強く作用することで、赤く炎症を起こし、日焼け・シミの原因に!
\ 日焼け止めを使い分ける /
① 散歩などの日常生活
➡ SPF10前後/PA+~PA++
② 屋外スポーツやレジャーなど
➡ SPF20~30/PA++~PA+++
③ 炎天下でのマリンスポーツなど
➡ SPF30~50↑/PA+++~PA++++
夏バテは、「身体がだるい」「食欲がない」「疲れやすい」「寝不足」など、 夏の暑さによる体調不良です。夏バテに負けない夏を過ごすためには、胃腸の調子が鍵となります。
夏の元気の要は「胃腸」
夏は、身体の熱を冷ますために、冷たい飲み物やアイスなどを食べてしまいがちですが、冷たいたべものは胃腸に負担がかかり、消化機能を弱めてしまいます。身体を温める食材も取り入れましょう! 胃腸が元気に働くことは、パワーややる気につながります。
\ 入浴で「胃腸」を温める /
夏はシャワーで済ませがちですが、湯船につかることで胃腸が休まります◎
次の日も元気に活動できるよう、胃腸をしっかり温めましょう!
夏は朝起きると体がだるかったり、汗ビッショリだったりと夏の目覚めにはトラブルがつきものです。夏の睡眠の対策で、快適な目覚めにつなげることが大切です。
快眠の鍵は「深部体温」
睡眠時、本来自然と手や足の先から放熱して「深部体温」が下がります。 夏は高温多湿のため、この深部体温が下がりづらくなり寝つきが悪くなります。 深部体温を下げることで脳と身体をしっかり休めることができます。
\ 寝るときに空調を使う /
寝室を温度:26~28℃、湿度:45~55%に保つと◎ また、昼と夜の深部体温の差が 大きいほど快眠につながります。日中身体を冷やしすぎないことも大切です!
西武池袋店
栄養士 泉山穂佳
神奈川県出身
アメリカとイギリスに住んでいました。外国でしか食べられないものを見つけるとワクワクします!忘れられない海外の味は「コテージパイ」。これからも色んな食文化に触れていきたいと思っています☆ 最近は「フィナンシェ」にハマってます...!