最近は猛暑ゆえに電車やお店、オフィスでは冷房の設定温度がかなり低めになっていますね。
気温差の大きい室内と野外を1日に何度も行き来することで、自律神経が乱れ、内臓の働きが鈍り、疲れがたまりやすくなってしまいます。
自律神経機能じゃ加齢とともに低下するので、夏バテに陥りやすいかもしれません。
自分の意識とは関係なく24時間働き続けており、呼吸・血液循環・体温調節・消化などの機能を無意識に調整しているものです。
活動中に活発な「交感神経」とリラックス中に活発になる「副交感神経」があり、2つのバランスがとれていると自律神経が整っている状態と言えます。
・暑さ:猛暑や熱帯夜で自律神経が昼夜フル稼働状態に
・温度差:屋内外の移動、冷たい空気が下に下がるので下半身と上半身の温度差でも起こります
・紫外線:紫外線を浴びると目の中で炎症反応が起き、身体は一種の戦闘態勢になり、交感神経が刺激されて起こります
・ぬるめのお湯に浸かる
38~40℃ほどのお湯に5~10分くらい入りましょう。
身体の深部体温を上げることで血流が良くなり、眠りにつく頃には深部体温が下がって質の良い眠りを得やすくなります。
・「横向き寝」でいびきを抑える
いびきをかくと起動が細くなって酸素が不足し、血圧や心拍が上がり、眠っているのに運動時の時の様に疲れが溜まってしまいます。
仰向けに寝ると舌が気道をふさぎやすいので「横向き寝」がおすすめです。
・紫外線をブロック
紫外線が目から入ると交感神経が刺激されるので自律神経が疲れます。
野外ではUVカットしようのサングラスや日よけ帽、日傘などを使いましょう。
・デスクワーク中もこまめに歩いて血流アップ
デスクワークなどでずっと同じ姿勢でいると、下半身の血流が滞って疲労物質が溜まりやすくなります。
1時間に最低1回は意識して歩くと良いです。
・疲労回復成分を毎日摂取
ビタミンB群:疲労回復に欠かせないビタミン
トリプトファン:セロトニンなどの神経伝達物質の材料
高麗人参:自律神経のバランスを調整
担当:亀井奈穂(阪急うめだ本店勤務)
資格:栄養士
自己紹介文:調理師をしていた時に、栄養の大切さに出会いました! 昔からスイーツ、美味しいものが好きで、デパ地下スイーツは毎月チェックしています!