ウイルスの影響による環境の変化よって、気づかないうちにストレスをため込んでしまっていませんか?ストレスを受けることにより、睡眠の質や免疫力にも影響してしまいます。身体からのサインを見逃さず、上手く付き合っていきましょう。
外部から与えられる心身への負荷のことです。
人間関係や仕事、家庭などにより与えられる不安や緊張の精神的なものだけではなく、暑さや寒さ、騒音や極端な運動不足も原因になってしまいます。
自律神経は無意識的に働く2種類の神経で構成され、生命維持に働いてしま す。
交感神経→日中に、活発に活動するのに適した状態に。
副交感神経→夕方から深夜にかけて、眠気が生じやすく休息に適した状態に。
過度なストレスがかかりすぎてしまうと、身体が身を守るために闘おうとして しまい、交感神経ばかり働いてしまいます。その状態が続くと夜間にもかかわ らず、副交感神経が働かないことで、十分な休息や睡眠がとれなくなってしま
自律神経の2種類のバランスが、免疫力に大きく関わっています。
免疫力低下の理由① 交感神経が働き詰め。
副交感神経が優位な時にリンパ球が増えて免疫力を上げて、交感神経が優位な時はリンパ球が減り免疫力が低下してしまいます。
免疫力低下の理由② 睡眠の質
睡眠中は免疫細胞が必要な栄養素を取り込み、昼の活動に備えたり、身体を修復して良い状態に整える時間です。
交感神経が優位になり、リラックスの副交感神経が働けないことにより、寝つきや睡眠の質が低下することで免疫力も低下しやすいです。
ストレスチェックが多く当てはまった方は免疫力の低下に要注意です! 副交感神経を優位にしやすくすることで免疫力を高めましょう!
スムーズに寝付いて、睡眠の質を高めるためには副交感神経の働きが重要になります。ストレスがない状態ならば、就寝時に副交感神経は優位になっているはずです。しかし過度のストレスが掛かっていると、就寝時に副交感神経が働かなくなります。
眠気が生じづらく、眠れたとしても睡眠が浅くなり夜中に何度も目が覚めてしまうようになります。人の睡眠はノンレム睡眠とレム睡眠に分類されます。ノンレム睡眠は脳が眠っている睡眠、レム睡眠は脳が起きている睡眠です。脳の疲労を回復させるためにはノンレム睡眠が必要になりますが、ストレスにより脳が緊張すると眠りが浅くなるためノンレム睡眠が少なくなります。そのため十分に脳が休息を取ることができず、睡眠不足の状態となります。
・γ-アミノ酪酸
脳や中枢神経系に多く存在し、ストレスを和らげてリラックスさせてくれます。
・カルシウム
交感神経の働きを抑制する効果がある ため、脳の興奮を抑えるのに役立ちます。
・イワベンケイ(ハーブ)
アダプトゲンという成分が、肉体的/精神的ストレスの対処をサポートします。様々な抗酸化成分の働きで免疫UPにも。
・高麗人参(ハーブ)
ジンセノサイドという成分が自律神経を整えて倦怠感やイライラを予防します。
西武池袋本店
増田 浩大
管理栄養士
出身地:神奈川県
日々トレーニングに励んでいますが、休日には箱根で温泉に浸かっています!【身も心も健康に!】がモットーです。