コリアンジンセンは、高麗人参(朝鮮人参)のサプリメントです。高麗人参といえば、漢方や薬膳料理に使われる素材として有名ですね。約2000年前の中国の文献でも紹介されているほど長い歴史を持ち、その優れた薬効ゆえ数千年に渡って珍重されてきました。数ある生薬の中でもとりわけ希少価値が高く、時の皇帝たちはたくさんの人手を割いて山に自生する高麗人参を探させたのだとか。日本には江戸時代に伝わり、健康オタクとして知られる徳川家康も高麗人参を愛用していたといわれています。
“漢方の王様”とも称される高麗人参。その有用成分は、ジンセノサイドといわれるサポニンの一種です。ジンセノサイドは人参類に含まれる独自の成分で、高麗人参には特に豊富に含まれます。鎮静作用をもつ「Rb1」、興奮作用をもつ「Rg1」という2つのジンセノサイドがあり、この2つが適切な比率で含まれていると、薬用人参としての効果を発揮するといわれています。2つの相反する作用によって、単にパワーを与えるだけではなく、ストレスなどによる興奮を鎮める方向にも働きかけるのが高麗人参の優れた特徴です。東洋医学では「陰」と「陽」のバランスを整えるとされ、また、あらゆるストレスへの適応力を高めるとされる「アダプトゲンハーブ」としても知られています。
高麗人参には、皮つきのまま加工する「紅参」と、皮を剥いて加工する「白参」があります。一般的に、紅参の方がサポニン量が多く優れていると言われがちですが、白参の働きが劣っているわけではありません。先ほど述べたように、ジンセノサイドRb1とRg1の2つが適切な比率で含まれていることが大切です。『コリアンジンセン』に使用しているのは白参ですが、総ジンセノサイド含有量の他に、Rg1とRb1の比率も規格化されたものを採用しています。総ジンセノサイドを規格化したものはあっても、Rg1とRb1を規格化している原料は少なく、この原料選びにヘルシーワンのこだわりがあります。
充分な栄養を蓄えるまでに少なくとも4~5年の歳月を必要とする高麗人参は、昔も今も変わらず希少な存在。また、興奮と鎮静のバランスを取りながら健康をサポートする働きは、変化の大きい毎日の手助けとなってくれるはず。最近なんとなくバランスを崩しがち…と感じる方は、ぜひ高麗人参の優れた栄養を摂り入れてみてください!